ライティングについて学ぼう

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明るさを重要視しよう

場面を盛り上げるために

周辺を明るくする目的で、撮影ではライトを使っています。
しかし、ただ明るいだけではいけません。
明るすぎると、影が出なくなってしまいます。
撮影の際に重要なのは、光と影の対比だと覚えておきましょう。
影があることで魅力が増しますし、雰囲気が視聴者により伝わりやすくなります。

また光と影は、動画の内容に合わせましょう。
恋愛の話なら、柔らかい光と影をイメージしてください。
サスペンスやホラーを題材とした作品なら、光を少なめにすることがポイントです。
登場人物の顔だけに光を当てると、ハッキリと影が浮かび上がり、緊張感が増します。
アクション系の動画では、動きの大きさや早さがわかるように、強く光を当てることを意識しましょう。

おすすめのライトを紹介

よく撮影で使われるのが、白熱灯です。
こちらは安価で、初心者でも準備しやすい面がメリットでしょう。
しかし寿命が短く、オレンジ色の光を出す白熱灯が多いので、使える場面が限られてしまいます。
柔らかい光を出したい時に、白熱灯を使ってください。
蛍光灯は、光の色が豊富という面がメリットです。
しかし蛍光灯を使った時に、画面が点滅するフリッカー現象が起こる可能性があり、その際はカメラのシャッタースピードを変えて対応しましょう。

最近使われることが多いのが、LEDです。
メリットは寿命が長く、光の色を調整しやすいなど、白熱灯や蛍光灯のメリットを合わせ持っています。
しかし価格は他のライトに比べて高く、予算に合わせて購入しましょう。


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